仕事をひととき離れて、日常の出来事やうっぷんをこっそり更新。
皆さんも息抜きに楽しんでもらえれば幸いです。
このブログを通じて皆さんとの輪が広がりますように・・・
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新郎の父はビデオ撮影者で某神社の結婚式場に業者として入っているため長男の結婚が決まったとき式場は某神社ときめていた。一方、新婦の父は大工さん。新婦は自分の結婚式はチャペルでバージンロードをお父さんとあるくのが夢だった。そんな両家なので折り合いがつかず困っていた。何度も話し合い、最終的には新婦が折れて神社で神前結婚式をすることにきまったが、お父さんとバージンロードを歩きたい夢はゆずらなかった。そこで手作り結婚式を提案した。当日披露宴会場は、あらかじめ、真ん中にバージンロードをひくスペースをとり、テーブル設営をしておいた。神前で挙式が終わり、宴会場は入場から乾杯まで普通通りに進められた。新郎新婦洋装お色直しの退場後、頭にハチマキ、そして大工姿の新郎友人6人が踊りながらあらわれて、すばやく赤いもうせんをひきバージンロードを作った。そこへ新婦のお父さんが大工さんだったので何日も前に金属のポールの代わりに木の丸太でのポールを作ってもらいバージンロードの両サイドにおき、チェーンとお花つけてチャペルと同じスタイルのバージンロードを作って設営した。パフォーマンスがまたおもしろい。会場の皆さんも何事が起きたのか見守っていた。新郎が洋装での支度が整って入場した時、大工姿の友人が誘導した。つぎに涙でいっぱいの新婦がお父さんと一緒に入場し、新郎にバトンタッチ。お父さんもメガネの中の涙を拭きながら新郎と固い握手を交わしていた。その時の入場曲は新婦の友人で歌手志望の人がいたのでアメージンググレースを歌ってくれ、素晴らしい雰囲気になった。大工である新婦のお父さんさんの手作りのバージンロードのポール。新婦の夢を叶えるために一役かった新郎の友人たちの演出と、お父さんの真似した大工の衣装もユニークで、また新婦友人の素晴らしい歌声。この演出に会場のみんなが一体になり涙と笑いの和やかな雰囲気を味わった。私はこの結婚式に携わった喜びでしばらくの間興奮はさめやらなかった。結婚式はみんなの協力で素晴らしい感動が生まれる事を改めてかんじた。あの雰囲気を私の文章で伝わるかどうか不安だが、本当に感動をありがとう。
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