仕事をひととき離れて、日常の出来事やうっぷんをこっそり更新。
皆さんも息抜きに楽しんでもらえれば幸いです。
このブログを通じて皆さんとの輪が広がりますように・・・
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昔、福井に来てから、興味津々、全く経験のない事務職をしてみたくて、あるメガネの輸出入の会社に勤めたことがある。営業はできない、経理は出来ない。英文タイプはできない。メガネの技術は何もない。よく採用してくれたと、今思えば感謝だが、あの当時、よく社長にたてついた。会社を辞めて40年以上立つのに、いまだにその社長と交流がある。その社長にお世話になったお礼に食事をごちそう。和食処のコース料理を食べにいった。コースで出される料理に手をつけず、お酒ばかり嗜んでいる。私としては、お料理を食べてほしいのに、「早く食べて」と料理を促す。昔から、怖い社長、それでもたてついた社長、そのイメージが抜けきれず、おそるおそる「お酒を飲むと怖くなるの?」と聞いてみた。「お酒は楽しくなるよ。お前も飲め」「私は、お酒が入ると腹がたつ怒りじょうご」と言いながら、昔の思い出話に花がさく。「お前は、入社後も、本当に社長を社長と思わない、鼻っ柱の強い女だった。いつかは、その鼻を折ってやろうと思っていたが、何十年も付き合ってみると、鼻っ柱がつよいんではなく、しっかりした芯がつよいんだね。いろんな苦労も努力する姿は、これからも応援したい気持ちたよ」40年も経って初めてお誉めの言葉。本当に涙が出るくらい嬉しかった。「今日は僕が払う」「いや。私がごちそうするんです」「お前。俺は九州男児だ。俺に恥をかかす気か」「いや、私が誘ったんだから」 「俺は社長だ」「今は私も社長です」まわりのテーブルのお客様、ジロジロ、クスクス。。。
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